令和5年8月の気運:風山漸
大和八幡神社の信者・崇敬者・親和者のみなさま、こんにちは。
連日猛暑日が続いておりますが、体調は崩されてませんか?どうぞムリせず少し過保護ぎみにご自愛くださいね!
7月のおみちびき
6月下旬に外祭先でバッテリーが上がった社用車の買い換えをしました。この車は平成21年9月に購入した車で、約14年使用しています。さすが、これだけ長いこと乗っていると愛着が沸きますが、軽自動車税や車検を考えるとそうは言ってられないなと冷静になります。
14年前は先代や職員が多くいましたので自分で車を購入したことがありません。商業車のため何でもオプションです。今の社用車と同じ設備やバックモニター、ドライブレコーダー、スタッドレスタイヤを購入して大体170万円です。
14年前はバックモニターやドライブレコーダーがなかったこともありますが、50万円くらい昔より高くなっている感じがします。
軽自動車で自家用の場合も大体150万円からです。平均的な金額だと思います。一括払いができる金額でしたが、12回の分割で支払うことにしました。
よくあることだと思いますが、個人名義で車を購入するので私の年収に合わせてローンが組まれます。なんと、私の年収ではローンが組めませんでした!社用車なので何とかしましたが、改めて私の年収で新車は無理なんだなと実感しました。
そのせいか私の「やる気スイッチ」が入りました。こうしたら楽しいかな、もっと足を運んで貰えるかなと考えています。ただあまりお金をかけられないのが難点ですが、長く愛されている「スタートレック」も低予算だったため、転送やカーブのきれいな船体が考えられたそうです。
しかし、ネガティブなことを考える自分も認めています。神様に失礼ですが、無名の神社が頑張っても何もなりませんよ。フォロワー数だって二桁。何ができるのでしょうか。
何もならないからこそ、頑張ってみる価値がある。当社だからできること、私だからできることがある。そう奮い立たせています。
告知
8月から「参拝カード」を配布します。10回毎にホームページにお名前を掲載します。社務所が開いていない場合は後日まとめて押印しますので、日にちを忘れないようにしてくださいね!
8月8日は「お話し会」を14時から開催します。第一回目は今後の方向を決める回になるのではないかと思っています。でも、テーマは特に決まっていませんが、なければ私のここ2年色々めぐっているところの話になるかもしれません。
連日猛暑日が続いているので、体調に気をつけてお参りくださいね。
8月の気運:風山漸初爻
8月8日立秋の節より9月7日まで月命庚申(かのえさる)二黒土性の月となります。
庚は糸巻きの心棒を描いた象形文字で7番目の十干で秋、西の方位の金性を意味します。更新の「更」に通じ、前からのものを継承し結実させる働きを持っています。
申は十二支の8番目、時刻は午後四時の前後二時間、方位は西南西、五行では金にあてはめます。申は稲妻を描いた象形文字で、伸や紳に通じます。
二黒土性は季節は特になく季節の変わり目で、南西方向、田畑など植物を育てる土壌の性質を表しています。易では坤で大地を表し、万物を育み、母親のような包容力を兼ね備えた従順な性質を持っています。
今月は表に立つよりも縁の下力持ちになった方が事態がスムーズにいきます。トップに立つだけの人徳や能力があるか、逆に二番手や調整役の方が自由に動けるのか自分の特性を見極めたほうがいいでしょう。
学校を卒業したら、自分を育てるのは自分です。育てるには時間がかかります。魔法のように次の瞬間には大きくなっていることはありません。失敗したとしても「ま、いいか」と大目に見ることが必要なときもでてきます。
今月は結果よりも過程を重視しましょう。政治や経済も回復の兆しは見えても、時間がかかりそうです。
易占では上卦が巽、下卦が艮の風山漸の初爻が得られました。艮は山を表しており、巽の木が生えている。木の間を心地よい風が通り抜けていく、そんなイメージです。
漸は次第にとか、だんだんにとの意味であり、山に生えた木が徐々に伸びて大木になっていく意味があります。
つまり風山漸は、最初は小さかった芽が年を重ねる毎に成長するように、こつこつと絶えず努力を続ければかならず成功することを表しています。一足飛びに成長することはできない、ことを急ぐと失敗する意味も含まれています。
初爻を得たので、まだが準備が調っていない状態でことを急ぐのは危険です。また誤った努力は遠回りをしてしまい、途中で挫折する可能性が潜んでいます。準備をしっかりした上でスタートを切るようにしましょう。
今月は政治や経済、国際情勢には良い結果はでませんが、良い方向に向かっていると信じて足下を固めるために慎重に進めば必ずよい結果がでます。家庭内、会社内どこでも風通しを良くすることで価値ある情報が行き渡り、よい結果を生むでしょう。
一歩でも半歩でも、ゆっくり進みましょう!