令和7年2月の運気:戊寅二黒土星

みなさん、こんにちは。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
2月は如月は更に衣を着重ねるという意味から「衣更着月」となったといわれていますが、ハッキリしていません。たしかに一般的に今が一番寒い時期といわれますが、旧暦では正月です。暦と体感はズレているのが本当なのですが、季候が暦に追いついてきた感じがしますね。まだまだインフルエンザやコロナが流行っているようですので乾燥に気をつけて予防くださいね。
さて、今月の運気です。2月3日の立春の節より3月4日まで月命戊寅二黒土星月となります。今月は水面下では忙しいかもしれませんが穏やかな月になりそうです。
まず、戊(つちのえ)は5番目の十干で土性の陽の気、中央に位置し季節の狭間になり、「繁茂」の「茂」に通じます。万物の成長が盛んになり繁栄する働きがあります。
また、十二支は「寅」で木性の陽の気。「演じる」に通じ、弓矢を両手で引いている様子を表した象形文字です。
次に二黒土星の土性は畑の土を表し、「育み・育てる」慈愛の力を持ちます。今年の年盤と同じになります。
今月の干支は相剋関係になっています。九星も土性のため繁栄するためのエネルギーはやや足りない傾向といえ、土に根を張る様子は地上から見えないのと同じで、見た目では大きな変化を感じることはなく、水面下での動き又は兆しがあるので注視していましょう。いつでも弓矢を放てる様に、準備をしておくことが大事です。二黒土星の力は善悪区別なく「育む」力を持つため悪い結果になる兆候が見られたら撤退する勇気を持ちましょう。何が正解か分からない時代ですので、本質を見抜くように心がけてください。
二黒土星の本宮に八白土星が回座し凶神が二柱同座ています。八白土星は伝統や家族を表します。国家の根本である農業や家族の形が変わってしまう出来事や価値観が生まれるかもしれません、大切なものを見失わないように気をつけましょう。陰の中に陽のエネルギーが含まれるように母性は女性だけにしかないのではなく男性にも持っているはずです。男性の中の母性や慈愛を意識して過ごし、部下の育成や積極的に家事を行う行動月間としてください。
今月は寒暖差や地域に格差的な極端な天候が続き、小さな地震があるかもしれませんので、何事にも備えあれば憂いなしでお過ごしください。
