令和5年4月の気運:水山蹇
大和八幡神社の信者・崇敬者・親和者さんこんにちは!(親和者は「したしみびと」と読み、フォロワーさんを指しています。私の造語です)
私の3月は色々ありました。それは後ほど。
ちまたではオープンAIの「ChatGPT」が話題です。だれでもアカウントを作れるし、グーグルアカウントでも利用できます。
「ChatGPT」は優秀です。もちろん苦手なことも多く、神道や暦については間違った情報を提供します。情報収集よりもビジネスや相談相手にピッタリで、またぎこちない文章を分かりやすい文章に変えてくれます。
AIが人間を支配するようなSFが多いですが、「ドラえもん」や「ロビタ」「データ」のように彼らの特性や欠点と上手くやっていけるのではないかと思います。
4月もお休みが多いですが、お許しください。休みが多いので電話対応を外注しようか悩んでおります。
3月のおみちびき
3月の思い出はいろいろあります。歯の噛みしめによってずっと歯(歯茎)が痛かったこと。奈良旅行と愛媛・香川旅行です。
いつも通っている駅向こうの歯医者さんで5年以上前に「噛みしめが強いからね~」と言われたのがきっかけで、「噛み合わせ」という考えをしりました。歯並びは良いのですが、噛み合わせが強いらしく私の歯は短いのですよ。あと、虫歯でもないのに歯が痛みます。
知り合いの歯医者さんに、口の中を見られるのが恥ずかしいのでずっと断っていましたが、とうとう勇気をだして見てもらいました。言われたのが、「虫歯よりも噛みしめで歯をなくすタイプですね」と。
正直なところ、噛み合わせは癖のようなもので、気づいたときに力を抜く、マウスピースするくらいしかありません。頑張ってもいないのに、歯をくいしばる癖ってイヤですね。
奈良旅行は気学の先生と塾生のみんなで行ってきました。
実は、「次から次へ松明が上がって二月堂を走り抜けるのよ。火の粉が降りかかってスゴイ迫力なのよ」と何度もお水取りに行った人から聞かされていました。
その通りに御松明が勇壮でしたが、思っていたのと違いちょっとガッカリでした。それは勝手に私がイメージしていただけで、言葉通りなんだけどもテレビや写真でみる迫力ではありません。それを友人に話したら「インフルエンサーにだまされるタイプだね」って言われましたよ・・・
御松明が終わってから二月堂に上がり、なかから聞こえる声や法螺貝の音、信者さんが扉に耳を押し当てて中の様子を感じている姿に感動しました。
愛媛・香川旅行はイトコがレンタカーを借りてくれて、松山から阿波の一宮まで行くことができました。坂の上の雲ミュージアムとドイツ人俘虜収容所を紹介するドイツ館、松山城・亀山城・今治城、今治の村上水軍ミュージアムと武人・軍人にまつわる施設を廻りました。
千葉県習志野市では秋山好古が第一騎兵旅団長を務めました。ドラマでも有名になりました。どうしても私は戦争はネガティブな印象で、軍人崇拝みたいなところと距離を置きたくなります。イトコと話していて気づいたのですが、私は「可愛そう」となってしまいますが、イトコは悲しい出来事でも「歴史」と捉えるので感情が入らないそうです。
八幡神は武運の神様です。隼人族の鎮圧に力を貸した八幡神は放生会を行うようになります。八幡神も辛かったんでしょうね。感情と出来事を分ける訓練をしなくてはならないのかな、と教えられた気がします。
また金比羅宮の階段はキツイと聞かされていましたが、緩やかな階段が長く続くので本社まではそれなりにキツイくらいで、想像したキツサではありませんでした。よくよく考えると御松明も金比羅さんも年配者の感想なので、私との感覚は違います。
ものごとは話半分というか、勝手に自分で補完しないことも気をつけなければなりませんね。
4月の気運:水山蹇
4月5日の清明の節から5月5日まで、月命丙辰・六白金星の月盤になります。
丙(ひのえ)は3番目の十干で南に属し、季節は夏、火性の陽気を表しています。丙は地面の下の根っこがしっかり張ってきて地上部を下から支えている様子を表しています。「柄」「炳」に通じ、明るいところではっきりしている、あきらかな状態であることを意味します。
辰は土性で方位は中央。「北辰」や「震」に通じ、目標に向かって鼓舞するイメージです。
六白金星は方位は西北にあたり、易で言うと乾にあたります。乾は天で目上の人や上司・父親・国家を意味します。恵みを与える天ですので、優しさを備えた強さを持っています。
月盤を見ると六白金星自身の宮に凶神がつきますので、言動には十分に注意してください。海外からの旅行者や渡航者が増えた結果が出る頃ですが、しっかりと判断をしましょう。思いやりと理性をバランス良くして考えるとよいと思います。目の前の楽しみに負けると、どっぷりハマルかもしれませんよ。
4月の気運を易で占ってみました。「水山蹇」の初爻を得ました。上爻が坎で下爻が艮。
残念ながら、あまりいい卦ではありません。寒いという漢字に足がかかれています。寒くて足が動かない状態であり、山に水をたたえた状態です。雨天時の山登りに「どうして判断を誤ったのか」そんなことを考えても無駄な状態で、進むにも退くにも難しい状況です。
難しい状況ですが、撤退か雨が上がるまで待ちましょう。ぬかるんだ道や上流からの水で足下がに注意してください。食料と体力、精神力の消耗が気になります。困難ですが克服できます。問題点を明らかにして解決策を練りましょう。
今月は雨が多いかも知れません。スリップによる交通事故、崖崩れ、陥没に気をつけてください。
3月まで順調に進んだ計画や研究は、一旦中止となりそうです。中止となった間にも進められることや改善点の洗い出しをしましょう。誰かがついてこられずに阻害要因となるか思いも寄らぬ人からの策にひっかかるかもしれませんので、十分に足下を固めましょう。
新規事業は今はチャンスではありません。雨降って地固まるまで待ったほうがよさそうです。