働くこととお金を得ることは別

令和5年3月15日アイキャッチ画像

3月末が決算の会社が多いと思いますが、決算は一年間にどれだけ会社の価値が高まったかがわかる経営者の成績表です。経営者の優劣がわかるのが3月です。

当社も3月末が決算です。今更どうしようもないのですが胃が痛みます。そんなことはどうでもいいですね。

4月から新社会人や大学生になって働くようになると思います。

「働く」ってなんだろって思いませんか?お金を得ること?定職について仕事をすること?などなど。あなたが思う「働く」ってなんでしょうか?

「働く」イメージがネガティブであれば、働いている間中ずっとストレスを受け苦痛です。

何かの本で働くとは「ハタ(端)を楽にすること」と読みました。その時の私は「そんな犠牲的なことは嫌だ!」と思いました。

たぶん「世間の働く」と「私の働く」が違うようです。定職について仕事をしその対価としてお金を頂くのが「世間の働く」ですが、私の「働く」は自分を活かすことと捉えています。

どこの宗教でも神様の世界が理想の世界と考えられていますが、神道の神様の世界には仕事があります。神様は織物をしたり、農作物をつくったり、お祭りをしたりしますね。理想郷でも働かなくてはならないようです。

神様のお働きがなければ私たちは生きていられません。神様が一致団結して天照大御神を天の岩屋戸から出現させました。この時、それぞれが自分の得意分野を全しました。

現実的に「生きる」ためにはお金が必要です。

お金は便利ですが、やっかいです。お金は信用の元に物やサービスの価値の対価として交換することができます。

仕事にはどれも価値があるはずですが、その価値にお金の大小がついてしまいそれによって仕事にも価値の違いがあるかのように錯覚します。

実際はお金が集まる仕事には多くのお金を得られますが、神社のようにそれほどお金が集まらない仕事では多くのお金をえられません。

そのためにいつのまにかお金そのものに価値があるように思い、お金を多く稼ぐことに価値がある、偉いなんて錯覚するようになります。

自分を活かすことって以外と難しいと思います。ある程度経験や失敗をしないと自分が何に得意かわかりません。だから、どんどん失敗したらいいし、転職してもいい。早くから自分のしたいことなんて分かっていなくてもよいのですよ。

10代や20代はまだまだ成長段階だし、自身の得意不得意だって変わるでしょう。自分のやりたいことが分からなくて当然だと思います。自分の得意なことが分かれば、そのうちその仕事が好きになります。

30~50代でも実は悩んでいます。経験によって「自分はこの道しかできない」と可能性を狭めてしまう場合があります。業種が違っても、やってみると今までしてきたことが活かせるでしょう。

自分を活かす働き方を意識すれば、当然仕事の技術ががあがります。技術があがれば価値もあがります。結果としてお金を得ることにつながりますが、「働くこと」と「お金を得ること」は別物と考えて仕事を選んだほうが自分を活かすことができて楽しいと思いますよ。

本命星向いている仕事
一白水星営業、企画関係の業務、タレント、モデル、コンパニオン、花屋、獣医など
二黒土星主婦、保育士、看護師、秘書、料理研究家、アンティークショップ、陶芸家など
三碧木星編集者、アナウンサー、ジャーナリスト、ミュージシャン、通訳、マスコミなど
四緑木星俳優、ヘアデザイナー、スタイリスト、ブティック経営、貿易業、船舶業など
五黄土星教師、政治家、弁護士、評論家、公務員、金融業、医師など
六白金星フライトアテンダント、証券アナリスト、フリーライター、映画監督など
七赤金星タレント、歌手、ミュージシャン、ショービジネス、コピーライターなど
八白土星建築家、インテリアデザイナー、旅館業、ペンションオーナー、ホテルスタッフなど
九紫火星作家、作詞家、エッセイスト、デザイナー、スタイリスト、メイクアーティストなど
井上象英著『幸せになれる九星気学入門』より