令和7年7月の運気:癸未六白金星月

みなさん、こんにちは。7月もどうぞよろしくお願いいたします。
西日本では梅雨が明けました。梅雨の期間が18日間と短く去年よりも20日短いそうです。30度超えの毎日で、四季豊かな日本はどこへ行っちゃったのかしら?と思います。
急に暑くなってしまったので私の体はついて行けておりません。手足の発汗が苦手のようで皮膚の下で汗をかいてしまって、手足にブツブツができた後、今は手の皮・足の皮が非常にむけます。
さて、今月の運気です。
7月7日の小暑を迎えると節季は癸未(みずのと・ひつじ)の六白金星月へと移ろいます。
癸は十干の最後、水性の陰に属し北や冬の終わりを象徴します。その文字は三鉾からなり武器の象をしています。「揆」のはかり、「睽」のそむくに通じ、分裂や対立の兆しともいえます。
未(ひつじ)は十二支の八番目。土性の陰気を帯び、方位は南南西、十三時から十五時。万物が更に成長する頃で、枝葉がうっそうと茂り影を作るころの時期をさします。未の横棒は木に枝が覆い被さり影を落としている様子で、「昧」のくらいに通じます。また「未」は「未だ~せず」の行為や経験や状態が完了していない否定する言葉です。
次に、六白金星は卦象は「天」、卦徳は「剛健」、季節は秋、方位は北西です。「動いて止まない」性質をもっており、天の恵みや施しなどの無私無欲の尊い働きがあります。
今月は十干が最終点に到り、同時に新たな始まりを意識させる節目のとき。これまでの行いを見直し、本来あるべき場所や姿へと「軌道を修正する」流れが高まります。未の作用により期待した変化は得られなくとも、これまでの活動によって影からの支えや後押しを得られるとき、歩みを止めず、信念を失わず一歩一歩進みつづけることで大切な芽が守られます。
7月20日には参議院選挙が予定されています。政権交代など大きな動きは見込まれませんが、説明不足や発言、強硬な態度が思わぬ失点に繋がる暗示があります。評価の象がある九紫火星は変革の艮宮に回座していますが、凶神も回座するため、投票率の伸び悩みが懸念されます。選挙とは国民が政治を評価する数少ない機会です。当日足を運べない方も期日前投票がありますので、未来への意志を「一票」に託してまいりましょう。
経済の回復は足踏み状態です。アメリカとの相互関税の交渉も停滞が予想されます。しかしその反面、国内需要が高まり国産への見直しが起きる機会にもなりえます。「メイド・イン・ジャパン」の誇りを復活させる陽転思考を持ちたいですね。インバウンドは頭打ちでオーバーツーリズムの弊害を海外から指摘される流れがきています、政府は私腹を肥やすことなく日本の美徳である誠心誠意で問題に当たることを願います。
災害級の事象は見込まれませんが、天候は不安定で油断は禁物。梅雨が戻ったかのような長雨や雷、日照不足による夏野菜の不作が心配されます。自然の変化に敏感になり、日々の暮らしを丁寧に紡ぐ意識が求められます。
避けるべき方位:西北、北北東、東南
幸運な星:五黄土星、四緑木星、一白水星
