令和7年10月の運気:丙戌三碧木星月

 みなさん、こんにちは。10月になりましたね、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

ひとつお知らせがあります。10月19日に松戸市の矢切神社さんで舞の奉納をさせていただくことになりました。その神社の巫女さんと練習を重ねております。地域に根ざした神社さんっていいですね。一緒に練習していて、とても楽しいです。

 さて、今月の運気です。

 10月8日から寒路の節より11月6日までは丙戌三碧木星月となります。

丙は火の兄で、火の陽気が囲いによって燃え広がるのを食い止められている様子を表していおり、戌は土性の陽気。西北西に位置し、十九時から二十一時を指します。漢字の形は、マサカリに似た武器で戈や戎を表します。いよいよ刈り入れ時となり、穀物や伸びきった草木の伐採剪定する時期となりました。

 次に三碧木星は木性の陽気で、易でいう「震」。卦象は雷、卦徳は振い動く。方位は東で、午前5時から7時を指します。雷は音はするけど形が見えず、触ることもできない実体のない象です。したがってこれは、「本体がなく中身がない」ことを意味します。

 このような象から、今月は陽の気が重なり勢いが盛んで積極的な動きがあちらこちらで盛り上がります。虚言や妄言に惑わされず、感情に流されず判断を誤らないように注意が必要です。また、戌は「茂」に通じますが、陽極まれば陰に転ず、行きすぎた繁栄は滅亡の始まりであることを肝に銘じましょう。

 ちょうど今月は自民党総裁が決まり事実上の日本のトップが定まりますが、鳴り物入りで始まる国政も、実際には期待外れとなる可能性もあります。とくに首相の柄でもない人物であれば取り繕った言葉から汚職事件や裏金、パーティ券など新たな問題が露呈し、更なる国難を招くことになりそうな暗示が。そのうえ、場当たり的なインバウンド施策や海外からの労働者を受け入れる政策がさらに加速していくでしょう。

 一方で、国民を表す坤宮には九紫火星が回座しており、新しい象徴的なリーダーの登場の兆しが見えます。国民は理性をもって声を上げるときです。不正や不祥事にはNO!と突きつける勇気が試される時といえるでしょう。その声が、デマや虚言の真実をあぶり出し、真実を明らかにする力となるでしょう。ただ、坤宮が本宮である二黒土星には凶神がついていますので、結果は辛抱強くまたなくてはならず試練の時が続きます。

 自然界では、遅い台風に翻弄される恐れがあります。強風や落雷が多くなる時期、都市部でも油断ができません。長かった夏の疲れによる自律神経の乱れや免疫力低下、海外からの感染病の拡大、性病の低年齢化が懸念されます。したがって自己防衛に心がけましょう。

避けるべき方位:東、東南東、西

幸運な星:四緑木星、二黒土星、五黄土星

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10月の境内の様子