ツイていない人は占いを未来予測として利用していない
先月、先々月とツイてない人の特徴をかきましたが、今月もツイてない人の特徴です。先々月は「自己肯定感と自己評価が低いため、ツイていていない原因は他にあると考えがちである」と、先月は「アドバイスを試すことなく過去の経験にこだわりがちである」と書いてきました。
今月はまた別の視点でツイない人の特徴を書いていこうと思います。それは、ツイテいない人は占いを利用しない傾向にあるように思います。
しかし、占いには歴史があり、学問として成立しています。古代からさまざまな文化や宗教に根付き、学術的な研究や実践にも活用されてきました。
例えば、雅楽の「五常楽」は五常といわれる仁・義・礼・知・信を宮・商・角・徴・羽の五音に配したところからきていると伝えられています。
この五常は孔子が論語の中で大切な考えとして弟子達に教えています。論語は5世紀頃の応神天皇の時代にもたらされました。さらに論語の中で孔子は易について触れており儒教の四書五経のひとつである易経(十翼)に孔子が関わったと言われています。易経は占いの書物でありながらも日本では学問として多くの人が学びました。
他には、大嘗祭では悠紀殿・主基殿に供えられる新穀が亀卜で選ばれます。占いが古代から日本の文化や社会に根付いていたことがわかります。そのため、占いは単なる迷信や娯楽にとどまらず、日本の歴史や文化において重要な役割を果たしてきたこといえます。
占いは人々の行動や意思決定に影響を与える可能性があり、心理学や社会学の分野で重要なテーマとなっています。そのため、占いを利用することで、自己理解や未来への指針を得ることができ、自己成長や問題解決に役立つ可能性があります。
特に九星気学は易を母体とした占いで、体系化されており市販の暦にも掲載されているので馴染みがあるかも知れません。
九星気学の星の移動によって運気が変化する仕組みは、自分の人生に適用することでより良い選択をする手助けになります。九つの星は産まれた年によって星が決まります。星は一年ごとに規則性をもって九つの宮を移動します。それぞれの宮には特徴があり、運気の善し悪しがあります。 一定の法則で星が廻るため、今年は何宮、来年は何宮、10年後、20年後は何宮と廻るため、自分の運気を予測することができます。 そのため、危険を回避し、最小限にしようと行動することができます。
大系だった歴史のある占いを利用することで、自己理解や未来の可能性を探ることができます。もしよかったら毎月1日は九星気学をもとに今月の運気を書いていますので利用してくださいね。