7月の二十四節気:小暑と大暑

みなさん、こんにちは。7月15日は月次祭を行っています。また甲子の日には甲子祭、先月から乙巳の日には龍神祭を始めました。
「どこに龍神様が?」と思われますよね、龍神様は手水のところです。なので手水に向かって水が使える感謝と恵みの雨を頂けるように、また水害に遭わないようにと祈願しましたよ。といっても内輪の御祭なので特にご案内はしておりません。こころを向けて頂けたら嬉しいです。
さて、7月の二十四節気は小暑と大暑があります。いよいよ夏本番で、空が高く日差しも一段と強まります。
小暑は7月7日頃で、天文学的には太陽が黄経105度の点をを通過するときを「小暑」といいます。この日から夏の挨拶である暑中見舞いやお中元が届くようになります。そろそろ関東も梅雨明け宣言があると思いますが、梅雨明け前は大雨になりやすく注意が必要です。
七十二候にもありますが、蓮の花が咲く頃となりました。千葉市の花である大賀蓮は昭和26年に現在の総合東大運動場(東京大学検見川厚生農場)から発掘された古代蓮で、発芽を成功させた大賀一郎博士の名をつけられました。

- 温風至(あつかぜいたる)
- 蓮始開(はすはじめてひらく)
- 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)
7月23日頃に迎える大暑は夏の季節の最後の二十四節気です。天文学的には太陽が黄経120度の点を通過する時をいいます。梅雨明け宣言を聞いたかのように蟬が一斉に大きな声でなき、いっそうと真夏を演出します。40度を超えた地域のニュースが酷暑を煽ります。ここ最近、最高気温や真夏日の連続日数が更新がされますが、土用期間を経て立秋を迎えれば秋のはじまりです。こまめな水分やミネラルの補給を忘れずに行い、店頭に並ぶ寒冷グッズを取り入れて、暑い夏を乗り切っていきましょう。急な大雨、ゲリラ豪雨も注意が必要です。

- 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
- 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
- 大雨時行(たいうときどきふる)