令和5年12月の気運:火風鼎
大和八幡神社の信者・崇敬者また親和者のみなさま、こんにちは。
12月になりましたね。お寺さんだけでなく神社で働く私も歩いていられない月になりました。みなさまもなんとなく気ぜわしい感じになっていませんか?
うっかりミスやケガをしないように気をつけてくださいね。
さて、今月の気運です。以前、気学の先生に「分かったつもりでいるけども、基礎がなっていない」と釘をさされました。今年一年続けてみましたが、上達した感じはありません。一年間読んで頂きありがとうございました。来年はどうするか検討したいと思います。
今月の気運:火風鼎 三爻変
12月7日の大雪の節より新年1月5日まで月命星甲子・七赤金星の月盤になります。
甲「きのえ」は1番目の十干で木の陽気を、子「ね」は1番目の十二支で水の陽気です。つまり、月の干支をみると十干・十二支ともに始まりの干支であり、もう新年は始まっているようです。
甲は種から根が出た状態で、これからどんどん根を張っていく、芽を地上に向かって伸ばす様子を表しています。または甲羅や兜を表し中の柔らかい部分である大切なところを外部から守っています。とてもエネルギーのある状態です。
子は五行では水性で北側、冬、忍耐を表します。子は滋に通じ繁殖や繁栄を暗示しています。ネズミは大国主命を助けたこともあり五穀の豊穣の象徴でもあります。
七赤金星は悦びや社交運や金運を表していますが、うっかりミスや欠陥・不足が隠れています。
今月の星回りはクリスマスや忘年会など楽しみが多い月のため新年に向かってエネルギッシュな月といえ、ちょっと浮ついた月になるようです。そのため、うっかりミスや失敗が連発するかもしれません。気持ちと財布の紐を引き締めて過ごしましょう。
易占では火風鼎の三爻変を得ました。この卦は大きな鍋でお祭りの用の料理を作っている状況をあらわしています。3爻変なので、ここまでは順調に料理が出来ているようです。ひとまず安心といきたいところですが、最後の料理を提供するまで気はぬけません。
今月は様々な問題が終息するように見えますが、風が吹けばまた再燃する火だねが消えていない状況です。どんな状況で居るか又聞きではなく、自分の目で確認することが重要です。タイミングを見計らう、時期を誤らないようにしましょう。
今月は楽しい月のようですが、その楽しい気分で真実を見誤らない、憶測で物事を進めないようにしましょう。うっかりミスが大やけどとなる可能性が潜んでいます。