幸せの条件は低く設定しよう

幸せの条件

11月も後半に入りました。だんだんと年末に向けて気ぜわしくなって行く頃です。

今月は改めて幸せの条件を考えてみてはいかがでしょうか?「推しが生きているだけで幸せ」という人もいると思います。

コロナ禍が明けても全く景気が良くならなかった、むしろ値上げ続きで、停滞ムードは漂ったままの今年、推しが尊いことを知り神様よりも生きる希望をくれるんじゃないか?と思ったほどです。

本当は神道や神様に関係したお話しをしたほうがいいのでしょうが、考えてみると「働くこと、人とのつながりが幸せ」と結論に至りそうなのでやめておきます。

正直、理想と本音は違います。心身共に充実しているときは「自分を活かし働くこと」「人とのつながり」が幸せに思う傾向にありますが、それも人によって違います。幸せは自分の心を正直に見つめることで気づきます。

成功すれば、お金を沢山稼げるようにならなければ幸せになれないとは限りません。日本はとりあえず命の危険はないので、生きて生活しているだけでも幸せなはずです。(もしあなたが今虐待されている、異常に生活苦であるのなら役所に相談しましょう。解決策があるはずです)

現在もしかしたら「なんか幸せじゃないな」と感じているかもしれません。でも実はそれが幸せな状態なんです。ワクワクやドキドキ、ハッピーをいつもいつも感じていたら疲れてしまいます。案外幸せは感じにくいのです。そのために、確認が必要です。

私の場合は、暖かいお風呂に入ること、3度の食事とできたら美味しいコーヒーとお菓子を食べること、安心して寝られることが満たされたら、「今日も一日幸せだったな」と思うようにしています。

幸せの条件が低いほど満たしやすいので、条件は低いほど幸せになれます。でも、条件が低いほど幸せを意識しづらい欠点があります。そのため、意識的に幸せの点検をしています。

3度の食事をいただけても、早食いだったり、食事に集中していなければ、「ごはん食べた!」気持ちになりません。初めの一口をゆっくり味わっただろうか、落ち着いて食事をとっただろうか、と見直します。

幸せは見過ごしやすいので、再確認のためにも幸せの条件を考えてみてはいかがでしょうか?

雨の日の境内