令和5年11月の気運:雷沢帰妹
今年も残すところあと2ヶ月です。今年の目標を何一つ達成していません。達成していないけども今のところ良い一年を過ごしていますよ。みなさまはどうでしょうか?
10月のおみちびき
10月になってようやく涼しくなり、やっと夏の間出来なかった草取りや竜のヒゲの植え替えをしています。暑さで竜のヒゲが枯れました。見た目では分からなかいのですが、枯れた根っこが地面の表面を覆っていて成長を妨げているようです。
また盛り土が長年の雨で流れて、鳥居の基礎部分が見えるようになってきました。植え替えながら土の移動をしています。けっこう時間がかかる作業なので、年末までかかりそうです。
10月21日は神道大教の大教院で秋季例大祭が行われました。有り難いことに今回も舞の奉納をさせて頂きました。普段は一人で練習しているので、二人で息を合わせるは難しいですが、本番は上手く息を合わせられたんじゃないかと思っています。
私が祭典が好きです。神様のお近くに行けることも嬉しいですが一体感が好きです。「ゾーンに入る」というのでしょうか、大御心に包まれるというのか、気持ちいい感覚です。
そのために当日滞りのないように準備をします。もちろん、当社の外祭でも同じです。でも、先日の地鎮祭では先輩方の工夫点を全部取り込んでやってみたら1時間近くかかってしまいました。
外祭や御祈願は奉仕する相手は神様と目の前の人なので、バランスが難しいなぁと思いました。独りよがりの押しつけにならないように気をつけねば。
11月は仕事以外で予定が詰まってきました。年末に向けて忙しくなっていく時期です。皆様も十分体調を崩さないようにしながら楽しんでいきましょうね。
今月もどうぞよろしくお願いします。
今月の気運:雷沢帰妹初爻
11月8日の立冬の節より12月6日まで月命癸亥の八白土星月となります。
癸は十干の12番目であり水性の陰気、季節は冬で「揆、睽」に通じます。
亥は十二支の10番目で水性の陰気で「刻、核」に通じます。
八白土星の象意は家族や子ども、親戚、財産や歴史、文化伝統を、不動産、また信頼など受け継がれていくもの、積み重なり価値が生まれるものを指しています。易では艮で山を表します。
癸亥は干支の一番最後の組み合わせです。八白土星も北の陰気と東の陽気のつなぎ目に位置します。相反する2つの中間に立つ苦しいときにいます。
立冬を迎えこれから冬に向かう時期。草木が育たない忍耐の時期であり、その先の春を迎えるための準備期でもあります。この時期は苦労を勝手でもすると大きな結果を得られる暗示があります。
春を見据えた冬の時期をどう過ごすか、計画をたてるとよいでしょう。亥は屋根の下で二人が向き合っている様子であることをより、相手の理解や協力を得ながら進めるように注意します。
社会的にみると変化が激しい今年。今月はさらに当たり前と思うことが停まる、変化、改革が起こり未曾有の歴史的事件がおこるかもしれません。特に流通や交通機関で新たな問題が明るみにでてくるようです。
政治の動きにも注意が必要です。重要な時が迫っています、誇りを持って進みましょう。
次に、今月の気運を易占しましたところ上卦震、下卦沢の「雷沢帰妹」の初爻変を得ました。
古事記でも姉妹で嫁がせるお話しがありました。磐長姫と木花咲耶姫です。状況は瓊瓊杵尊と同じです。もし磐長姫だけに会っていたら今の日本はなかったですが、人に寿命もありませんでした。では、初めから妹だけに会っていたら話は丸く収まったのでしょうか?そんなに簡単な話ではないような気がします。
「雷沢帰妹」はそれほど良い卦ではありません。雨が降り雷がなっている状況で外に出ると落雷にあったり、転んでケガをする危険があります。
今回は初爻変を得たので、まだ小雨のようです。計画事があれば状況が手足がでなくなる前に手を打たなければなりません。補修や変更が必要なところが、何か手を加えることで動き出します。
易占と九星気学から考えると今月は、社会では致命傷まではいきませんが今後を見直す出来事がおこるかもしれません。それによって政府の在り方が問われますが、別の思惑が働いているよううです。注意深く動きを見続け、行動をしましょう。
また一般では一足はやく今年の棚卸しをして、来年に持ち越すもの、継続するもの、今年限りのものの区別をしましょう。