令和7年と今月の運気

令和7年1月アイキャッチ画像

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は今年、年女でございます。今年は艮宮に自分の星が回座するため、変革の年になりそうです。

回りから「まだ若い」と調子を乗せられますが、年末から気をつけていたにも関わらず歯茎と神経を痛め、痛み止めを飲んで新年を迎えました。優先事項に絞って頑張っていこうと思います。

さて、今年の運気です。今年は乙巳の二黒土星年となります。
乙(きのと)は2番目の十干で木性の陰気、種から伸びた芽が石などにつかえ曲がる様を表しています。「軋轢」の「軋」に通じます。
巳(み)は6番目の十二支で火性の陰気、お腹の中で丸まっている胎児を表す象形文字です。動物ではヘビが当てはめられています。
二黒土星は易では坤で卦象は「大地」、卦徳は「従順、育む」。二黒土性の土の性質は「肥沃な畑」と考えられています。乾に対し、庶民や母といった意味があります。

昨年の勢いが今年も更に伸び進むがために、新たな問題が生じ、目的・目標を達成するには一苦労が必要です。仲間との切磋琢磨で成長が加速されます。
ヘビは脱皮を繰り返し成長するように、古い習慣を捨てることができれば、さらなる発展が望まれます。

昨年の衆議院選挙で高まった政治家への不信は、今も高まっています。従順であることが善とされた時代は終わりを告げています。事なかれ主義で済ませたい政治家の妨げとなるように、国民の意思をみせましょう。ぶつかることによって政治家の目が覚めることを願います。
また、二黒土星が本来ある南西の宮には八白土星が入りますが暗剣がついているため、農作物の不作や農業政策の改革が行われる予見がします。伝統工芸の衰退が進み、改革や災害地域の伝統工芸の保存が問われます。

さて、今月1月の運気はどうでしょうか?
今月は1月5日の小寒の節より2月2日まで丁丑三碧木星月となります。
丁(ひのと)は4番目の十干で火性の陰気です。―と|の会意文字で「釘・町」に通じます。丁度良いときにあたる、一丁二丁・・と距離の単位でもあります。
丑は2番目の十二支で鬼門である艮の方位で「紐」に通じます。紐の結び目でも固い結び目ではなくて、冬から春へ移り変わる季節で固かったつぼみがふわっと緩んだような状態を表します。
三碧木星は季節は春、方位は東、時間は朝5時から7時、象意は「震い動く」で雷を表します。

横棒は古い勢力とすれば、台頭勢力が出現し、現状に風穴をあけるきざいがあります。ただし、台頭勢力は雷のように音がするだけの可能性があります。震撼させるだけの力を得るには、あなた次第です。台頭勢力に同意するならば自身を奮い立たせ行動を起こしましょう。

政治については、がっかりが続きます。国民が声を発することで隠されて秘密が露見されます。失策失態が続き、責任逃れの言い訳にうんざりしますが、対抗勢力は団結力を固め対抗すれば問題の解決の糸口をみつけることができます。

一月の天候は温かい日が多くなりそうです。暦ではこれから寒くなりますので、注意が必要です。インフルエンザが流行っており、まだまだ猛威を振るうでしょう。

一年はあっという間です。大型連休でほどいた帯も仕事始まりを迎えたらぎゅっと結びなおし、幸先良いスタートを切りましょう。オンとオフが昇進のカギです。

新年の境内の様子