大安だけじゃない地鎮祭に良い日取り
地鎮祭に良い日にちは一般的に大安と言われていますが、ここでは大安以外の吉日やあなたの九星による吉日を簡単に紹介します。
しかし、注意があります。着工が決まっている人や変更が不可能な人には、もしも吉日でなかった場合に対応が難しいかもしれませんので、工事開始まで1年以上の余裕がある人だけご覧くださいね。
三隣亡など避ける日にち
地鎮祭は工事の始めに行う御祈願ですから、避ける日にちや期間があります。
三隣亡
三隣亡は十二支の活動が凶変することから、建築関係を始めると火災を起こし隣近所を滅ぼすと言われています。しかし、三隣亡は三輪宝と書かれていたことや林業従事者の休みだったため、木材を扱う工務店やハウスメーカーにとって避けたほうがよい日にちとなります。
土用
土用は季節のつなぎ目の期間をいい、立春、立夏、立秋、立冬の前約18日間あります。土用期間は穴をほったり、大きな木を切ったり、土をいじる工事は凶とされています。土用期間の中に障りのない日がありますが、できる限り土用期間は避けた方が無難です。
大犯土・小犯土(おおつち・こつち)
大犯土・小犯土は干支の土と土が重なる日をいい、土の働きに休養を与える期間だと考えられています。土をいじることは控え、特に敷地内の土木工事は避けた方がいいでしょう。大犯土は庚午から丙子までの七日間、小犯土は戊寅から甲申の七日間です。
大安以外の吉日は暦の中段から選ぼう
以前は暦の中段にあったので中段と呼ばれていた「中段十二直」や歴史の古い「二十八宿」にも大安と同じような吉日があります。
中段十日直
中段は江戸時代にあった「かな暦」に由来し、日々の吉凶を占いました。
- 吉日:みつ、さだん、なる
- 避ける日:たつ、のぞく、たいら、やぶる、あやぶ
二十八宿
天体を東西南北の四方に分け、さらに七分割して、月が一月に巡る様子を表しました。この星の様子はキトラ古墳の壁画にも描かれています。
- 吉日:角、箕、奎、婁、井、鬼、軫
- 避ける日:亢、心、
あなたの星で調べる吉日
気学から地鎮祭の日取りを決める場合、運勢と方位から吉日を調べます。
まず、今暮らしている場所から新しく家を建てる方位を調べます。
次に、建て主の本命星を調べます。九星早見表のページで自分の本命星を知ることができます。
今年の九星の星の廻る年盤と月盤を用意して、自分の星や新しく建てる土地がどこの宮に廻っているか調べます。
- 本命星を出す
- 施主の運勢を調べる
- 建築地は吉方位にあるか調べる
- 凶神がついていないか調べる
運勢は、自分の星が東南、東、北西、南の宮に廻っているときを選びます。年盤、月盤とも運勢の良い時を選びます。しかし、五黄土星の反対側に位置する時は除外します。

方位が吉方位になる年・月を選びます。
吉凶の判断は五行説の相正と相剋関係で判断します。また、凶神がついていないことが条件です。
- 建築地がはいる方位の宮に何星が廻っているか
- その星と本命星の関係を調べる
- 相正関係ならば吉方位
- 相剋関係ならば凶方位
五行では相性が良い関係を相正関係と呼びます。五行とは簡単に言うと世界を構成する要素で、木性、火性、土性、金性、水性の五つです。それぞれが互いに関係し合っていて、相手を活かす関係を相正関係、相手と抵抗する関係を相剋関係と呼んでいます。
相正関係
木生火(木は火を生む)
火生土(火は土を生む)
土生金(土は金を生む)
金生水(金は水を生む)
水生木(水は木を生む)
相剋関係
木剋土(木は土を剋す)
土剋水(土は水を剋す)
水剋火(水は火を剋す)
火剋金(火は金を剋す)
金剋木(金は木を剋す)
九星は名前に五行が星としてついているのでわかります。例えば一白水星は、名前にの中に「水星」とあるように「水性」です。他の星はどうでしょうか?
- 一白水星・・・水性
- 二黒土星・・・土性
- 三碧木星・・・木性
- 四緑木星・・・木性
- 五黄土星・・・土性
- 六白金星・・・金性
- 七赤金星・・・金性
- 八白土星・・・土性
- 九紫火星・・・火性

例えば、本命星が六白金星の人が自宅から見て東南の土地に家を建てます。二黒土星年に建てたいと思っていますが、運勢はどうでしょうか?
六白土星は南の宮に回座するので、運勢は「良し」です。
家を建てる方位はどうでしょうか?東南の宮には一白水星が回座しています。一白水星と六白金星の相性は「金生水」の相正関係にあるので、方位は「吉方」です。

凶神がいないか調べます。上の表で確認します。9マスの中央が2になっている図を確認すると、東南の方位には暗剣殺・五黄殺がついていません。
なので、二黒土星年にこの六白金星の人は家を建てることができます。あとは同様に月を選びます。

ちょっと大変ね~
「ちょっと大変」なのです。良い日取りを選ぶにあたって年月と判断しますので、運勢によっては3年くらい避けたよい星回りがあります。もし、家を建てることは人生の一大事業ですので、大安以外の吉日に建てたいとお考えでしたら、相談ください。